自作PCのWi-Fi受信機を内蔵式にしてみた
みなさん、こんにちは。BEXFlashです。
筆者の自作パソコンのインターネット接続方法はWi-Fi経由を行っています。筆者の部屋まで有線LANを引くのが難しいためです。
Wi-Fi受信にはかなり古いUSBタイプの物を使用していました。
OSをWindows10にアップグレードしたところ受信機のドライバがOSに対応していなかったので受信機側の変更をしなければいけないはめに(汗
新しいUSB受信機を検討していましたが、なによりUSBが邪魔なんですよねw
本体リア側のUSBに接続して使うとなぜか電波が不安定だったので、ずっとこのフロントに付けた状態で使用していました
新しいUSB受信機も探していましたがやはりUSBポートが1つ埋まってしまうのは不便だったので、今回は思い切って内蔵式を購入しました。
箱を開封
今回購入したものはBluetooth受信にも対応しているみたいなので、デスクトップPCでBluetooth端末を使用することも可能です。(ただし、Bluetoothを使用する場合には付属のケーブルをマザーボードのUSBポートに接続する必要があります)
さて、さっそく本体をマザーボードに取り付けようとした時に初めて気づいたのですが、この今回注文した物が実は無線モジュールのminiPCIからPCIへの変換機であることが判明しましたw
肝心な心臓部が空っぽだったのにはさすがに笑いましたw
Wi-Fiに接続するには無線モジュールが必要であり、これだけではWi-Fiに接続することができません。
ということで、即Amazonでモジュールを購入。
モジュール本体よりもネジが入っている袋の方が大きいことにはビックリw
モジュールを変換機へ取り付けていきます。
まず、コネクタ部へモジュールを差し込みます。
斜めに刺さりますので、この状態で下に押さえ込みねじ止めします。
変換機から伸びている2本の端子をモジュール上部の金色の端子に接続します。
この金属端子がかなり硬くて接続時にかなり怖かったですが、強めに押さえてください。
付属の金属の蓋をねじ止めして、モジュールの取り付けは完了です。
次はマザーボードに取り付けます。
マザーボード上部の「PCI-E1」に端子部を差し込みます。
下に刺さっているグラボとの接触が怖いです
筆者はBluetoothを使う予定がないので、付属のUSBポート接続ケーブルの接続は必要ありません。
次にアンテナを接続します。
アンテナの本数によって受信度に変化が生じるかは謎ですが、せっかく2つ付いているので2つ取り付けます。
付け根部を回すだけで取り付けが完了です。
向きに関しては上下に伸ばすのが受信としては良さげな気がします(完全に感ですがw)
さて、起動して接続できるかを確認してみましょう。
今まで実際に使用していた受信機の最大速度が150Mbpsでしたが今回接続している理論速度は216Mbpsでした。
親機の2.5GHzの最大速度は300Mbps、5GHzの方は867Mbpsですが、親機との距離が離れている為か速度は意外と出ませんでした。
さて、これでネットへ接続出来るようになったわけですが、結局「内蔵式にする必要あるの?」といわれると、自作パソコンに自信が無い人はUSBタイプを購入したほうがいいと思います。速度も値段もUSBタイプと差が出るわけでもないので、自作パソコンに自信が無かったり接続場所が空いていない場合はUSBタイプの購入をお勧めします。
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